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単に書くスキルを上げるのでなく、読み手の「行動変容」を起こすことを目的とする勉強会コミュニティ。

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《レポート》2/5(水) 現役プロライターに学ぶ「糸島ライティング勉強会 Vol.3」

ブログ / レポート

“雑食系Webライター”の花野洋介(@Loverock1230)です。

2月5日(水曜)に糸島よかとこラボで開催された「糸島ライティング勉強会 第3弾」に参加しました。

過去の勉強会はこちら※第1弾は私が講師をさせて頂きました。

《レポート》11/18(月) プロのWEBライターに学ぶ「糸島ライティング勉強会」を開催しました!
11月18日(月)、福岡県糸島市にてプロのWEBライターに学ぶ「糸島ライティング勉強会」を実施しまし...

「糸島のママさんWebライター」豊田さん

引用:https://www.foriio.com

今回講師を務められたのは豊田里美さんは大学卒業後に住宅情報誌の編集者として紙媒体&Webで通算11年間勤務。2018年に東京から糸島へ移住して、その後フリーランスのエディター・ライターとして糸島に関係する様々な媒体で実績を積まれています。

3人のお子さんを育てるママの顔も持っているので、主婦目線での企画や編集、執筆も高い評価を得ています。

《募集終了》【求人】糸島の老舗民宿が時代をつなぐ後継者人材募集! | 福岡移住計画
※前回の募集で採用が決まりましたが、今後を見据えての再募集となります。青く透明な海に囲まれた糸島市芥屋。古くからの観光地「芥屋の大門」や近年は「サンセットライブ」の開催地として賑わう場所です。その芥屋で一番の老舗民宿である『民宿・お食事処な
https://itonet.jp/ereport/190213rusticbarn

川添さんによるイントロダクション

イントロダクションとして、糸島よかとこラボに入居されている川添さんのお話がありました。

糸島ライティング勉強会では鉄板のお話ですが、毎回新鮮な気持ちで聞ける内容です。「WHY(なぜ)を語る」「感覚を言語化する」についてお話されると、参加された方全員がウンウンと頷いておられました。

いい文章とは「読み手の意識・行動が変わる」文章

川添さんのお話の後で、豊田さんの講座がスタート。本題に入る前に「いい文章」についても言及されました。

「読む前後で、読み手の意識・行動が変わる」文章

Webの記事は「欲しい情報をあなたの代わりに調べました」とのスタンスですが、豊田さんはその先も常に意識されています。それ以外にも、ライティングの場所(Webと紙媒体)や原稿料、インプットとアウトプットの割合など、第一線で活躍されてきたからこそ伝えられる事もお話頂きました。

①読み手を「憑依レベル」で思い描くこと

記事を書く時には、読み手を「憑依レベル」で徹底的に思い描くそうです。

読み手によって「欲しい情報は違う」

この考え方が根底にあるので、常に読者を意識して情報収集を行なっています。憑依レベルまで読み手の事を深堀りするために、豊田さんは以下の事を意識されています。

・「読み手に近い友人・知人」を思い浮かべる
・読み手が読む雑誌をチェック
・読み手が行きそうなショップに行く
・読み手を見つけたら観察(会話の内容や読んでいるなど)
・読み手層のSNSやブログを見る

正直、私はここまで読み手を深堀りした経験はありません。しかし、読み手からすると「私の事をここまで真剣に観てくれたんだ」と安心感を抱くと感じました。

②「真の目的」を考えること

「真の目的を考えることで書く内容が変わってくる」ともお話されていました。

真の目的とは「最終的に達成したい目標」で、子ども会の次期役員決めを例にすると「一人でも多くの人に役員に立候補してもらう」こと。同時に役員になると受けられるメリットも伝えると、立候補に対する敷居が下がって結果的に予想以上の立候補があったそうです。

③広く深く「情報収集」すること

記事を書く上で欠かせない情報収集も、「広く深く」と独自の考えをお持ちでした。

取材記事では、事前準備として過去のインタビューやSNSでの発言、それに加え雰囲気や客層など「言語外情報」も集めるそうです(※できる限り写真におさめて、その時に感じた印象もメモ)。

調査記事では、国や自治体など信頼のおける発信元から情報を集める事に加えて、関係者の発言もしっかり押さえています。法律が関係してくる記事では、元々の条文も情報の担保としてしっかり確認するとの事でした。

ドッサリ集めてガッツリ削る

記事を書く時に「ドッサリ集めてガッツリ削る」そうです。

1.「目的」「読み手」を再確認
2.素材(情報)を箇条書き
3.マインドマップで整理する
4.「メッセージ」を決める
5.「構成」(伝える順番)を考える
6.一気に書く
7.推敲

ドッサリ情報を集めた上で一気に書き、容赦なくガッツリ削る。これを行なう事で「読み手にとってこの内容は必要か不要か」が見極められます。実際、私もこの流れで書いています。

ちなみに、7の推敲については「接続助詞『が』は混乱を招く」「迷ったら記者ハンドブックで確認する」など、編集についても独自の視点でお話下さいました。

ライティングの面白さは「出会い」

講座の最後に、ライティングの面白さについて、こうお話されました。

頂いたお仕事がキッカケで、思いもしなかった人に出会う事もあれば、未知の自分の感情に気付く事もある。それが記事を書くモチベーションにもなっている。
その上で仕事として続けていくには「目的」「読み手」を常に強く意識する必要があり、プロの書き手としてこの2つを徹底的におさえた文章を書くから、考えもつかない出会いのチャンスが巡ってくる。

この様にお話されていた豊田さんは、とても凛々しく見えました。

いい文章を書くためにやるべき事が見えた

今回の講座に参加して、いい文章を書くために「読み手を意識する」「基本的なトレーニングを続ける」事の重要性を強く感じました。

Webの記事は読まれない事が前提にある中で、読み手の役に立ち行動を変える文章は、どんなに時が経っても色あせる事はありません。そんな記事を書くためには、毎日の執筆を手を抜かず丁寧にやる事が大切だと、改めて考えさせられました。

この場を借りて、講師の豊田さん・講座を企画頂いた川添さんにお礼申し上げます。

参加者の声

糸島ライティング勉強会レポート|ライター歴5年目の私も、たくさん学びました!|ツダケンゴ|note
こんにちは! フリーランスライターのツダケンゴです。 昨日はライティングの勉強会があったため、福岡市内から糸島へ向かいました。 結論から言うと 参加して良かった! の一言に尽きます。 今回は、勉強会の模様をレポート形式でお伝えします。 【はじめに】書くメシ主宰者、川添さんからの話 スタート後、主宰...